ボランティア活動
実践を通じて初めて出会う、痛み、悩み、失敗、そして喜び。
机上の知識だけでなく、現場主義を両立させたカリキュラムが、「奉仕の心」を育てます。
礼儀や挨拶はコミュニケーションの第一歩です。保育・介護の仕事は対人援助が中心となるため、本校では毎日の生活の中から挨拶・礼儀作法に力を入れて取り組んでいます。また、清掃活動も徹底して行い、「人が生活すること」を支援できる力を養います。


本校ではボランティア活動の時間が必修科目として設けられています。感動や喜びの体験こそが福祉を目指す人間として必要ではないかと考えています。もちろん、同じ活動を行ったからといって必ずしも「同じ体験」を感得するわけではありません。学生一人ひとりの感性を大切にしていきたいと考えています。福祉分野における優秀な人材を育成していくためには机上の研究をしていただけでは十分とは言えません。知識を身につける以外にもボランティア活動に従事することにより己の精神を鍛え、福祉に携わることへの心構えを養うことができるのです。


本校は今年で30周年を迎えます。県内初の福祉系専門学校として開校以来様々な施設で信頼をもとにボランティアをさせていただいています。ディズニーランドへ利用者の方と一緒に行くボランティアや、1泊2日のキャンプボランティア、お花見、納涼祭、敬老会、バス旅行、クリスマス会など様々な施設、利用者の方と接しながら楽しんで実力を身につけることができるのです。そうした中で就職に強い学生を輩出していきます。


たくさんの種類のボランティア活動が経験できるところは、本校の大きな特徴だと思います。高校時代にも職場体験で老人ホームを訪問したことがあったのですが、この学校に入学してからは、言葉に障がいのある子ども、目の不自由な方、身体や知的に障がいのある方など、様々な方と関わるボランティア活動に参加することができました。自らの視野を広げることができ、将来の選択肢を広げることができました。
福祉保育学科 2年
太田 美雨
[出身高校:共愛学園高等学校]