イベント

2008年【ブックトーク】

写真1

平成20年1月15日(火)に第4回ブックトークの試演会が開催されました。
今回ブックトークの試演を行ってくれたのは、図書館司書教諭講座受講生の3年生11名。「ともだち」「優しさ」といったテーマで主な対象を小学生にあてるほか、福祉を学ぶ高校生を対象に「心のバリアフリー」について本を紹介するなど、社会福祉学科の学生らしいブックトークとなりました。ユニークな語り口調で参加者の笑いを誘い、参加者との会話を楽しみながら行うこの手作り感溢れるあたたかなイベントは、今年も沢山の参加者に読書の楽しさと新しい本との出会いを届けてくれたようです。

【ブックトークとは?】
読み聞かせやストーリーテリング(Story Telling)に並ぶ読書活動の1つ。
「今度あの本読んでみたいなぁ」「こんな本もあるんだ」と聞き手の読書意欲をかきたて、対象年齢を問わず本を読むきっかけを与えることを目的としています。
あらすじや本の感想だけでなく、参加者との会話を楽しむブックトーク(Book Talk)は、コミュニケーションのスキルアップにも最適です。

写真2~ 試演者・参加者からの声 ~

今回、初めてブックトークに参加しました。今まで読んだことのない本ばかりだったので、話を聞いてとても興味を持ちました。機会があったら、最後までじっくり読んでみたいです。(社福:1年)

短い時間の中でその本の内容や素晴らしさを伝えるブックトークは、すごいと思うと同時に大変なものだと感じました。紹介された本の中には私が知っているものもありましたが、その本の「ねらい」を聞いているときは、「なるほど」と思いました。保育士などになれば、その本を読むねらいなどは必ず必要になります。そのことにも今回のブックトークで改めて感じることが出来ました。(児童:1年)

ブックトークの試演会に楽しく参加させていただきました。フブックトークは単なる本の紹介にとどまらず、その本がもつ世界観と紹介者の思いが融合することで深い味わいとなると感じました。学校の授業にも取り入れたいです。(聴講生)

学校図書館司書教諭の授業の一環として、行いました。『ブックトーク』を通じて、絵本に潜む面白さや本を紹介ときに必要な「芸」の部分を学んだことは、とても有意義なものでした。今後、どのような道に進んだとしても、この『ブックトーク』を行って、本の楽しさなどを教えていければいいなぁと思いました。(福祉:3年)

写真3本は、いつも自分の好みで読んでいました。しかし、ブックトークを聞いて、自分と違う視点で本を紹介していたり、手に取ったことさえない本を紹介され、大変興味深く思いました。ブックトークの世界は、皆それぞれ楽しかったです。(聴講生)

写真4

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