自動体外式除細動器の演習が行われました。 |
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去る11月2日(木)、短期大学部の「医学一般」の講義(講師:駒井先生(駒井病院長))で、自動体外式除細動器の演習が行なわれました。
自動体外式除細動器とは、心臓の突然の停止(心室細動)の際に、電気ショックを与えて心臓の働きを戻すことを試みる医療機器です。英語名をAutomated External Defibrillatorといい、その頭文字をとって「AED」と表記されることが多いようです。
医療ドラマなどで心停止に陥った患者を医師が電極を当てて蘇生を試みるシーンがありますが、これはそのポータブル版ともいえるもので、医療知識のない民間人でも簡単な操作で使用できるようにした医療機器です。欧米ではすでにポピュラーな医療機器とし認知されており、街の電柱や交差点、人が多く集まる駅や公共施設などに多く設置されています。
演習は、まず駒井先生と栗原医療器の方の説明から、模擬体を使用しての一連の手順の説明を経て、学生らの演習を行いましたが、AEDという機械を使用しての蘇生法は、心臓マッサージや人工呼吸などによる蘇生法とは違った、独特の緊張感があるようです。最初は初めて見る医療器を物珍しそうに見ていた学生も、AEDから流れる緊急性を促す音声指示に次第にAEDの操作法に耳を傾けていました。
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