
利用者本位の福祉サービスの構築の基礎はサービス提供者と利用者の間に対等の関係を確立することであり、その意味で従来の行政による福祉の「措置の時代」から利用者による「選択の時代」へと転換が重要な課題となってきています。
利用者の選択に応えるために多様なサービス事業者が福祉分野に参入することが重要であり、さらに利用者が満足できるサービスの質の向上と透明性をもった福祉事業の効率的経営が求められています。このような新しい社会福祉の推進のためには従来の政府主導の「措置型」福祉のもとで培われてきた社会福祉の知識や技術はその有効性を失い、地方を基盤にした福祉を利用者が主体的に「選択」する時代にふさわしい知識と技術をもつ人材の養成、確保が緊急の課題となってきているのです。本大学院はこのような社会的要請に応えていくことを目的としているのです。